●第64回総会において「レセプト傷病分析の原理と手法」で日本公衆衛生学会奨励賞をいただきました。
PDMを考案してちょうど10年・・・この間にレセプト分析は格段に進歩し,PDMは多くの保険者や研究者の皆様より活用していただいています。これもレセプト研究者の皆様の理解の支援のおかげと心より感謝申し上げます。
●10年の節目をむかえてちょっとセンチメンタル・ジャーニーを・・・
PDMの着想を得たのは94年末の頃だったと思います。年があけて6月の第12回医療サービス学会の準備を必死でやっているところへ大地震!。地震で電車もストップした中,祈るような気持ちで研究室(近畿大学医学部公衆衛生学教室)に向かいました。本棚はひっくりかえってムチャクチャでしたが,コンピューターは奇跡的に生き残り「天は我をみすてず」とホッとしたのを覚えています。神戸の惨状を知ったのは午後になってからでした。研究室の窓から北の方に黒煙があがっているのを呆然とながめていました。

阪神大震災直後の研究室の惨状

1995年6月シカゴ,ヒルトンホテルでの第12回サービス学会ポスターセッション

当時の貧弱なポスター
その年6月,シカゴ,ヒルトンホテルで開かれた第12回医療サービス学会(現在はAcademy of Health)がPDMの公式デビューの場となりました。当時,シカゴ大に留学されていた児玉安司先生とロビーで歓談したのを覚えています。